[過去のニュース]校長アラン・タム 飛び入りで応援


2008-01-03

校長ことアラン・タム(譚詠麟)が14日目のアンディのソロコンサートに予告なしに現れ、飛び入りでステージに上がりました。アランは、アカペラで 「下雨晩上」を歌い、20年以上前のアンディについて語りました。アンディに「一起走過的日子」を一緒に歌おうと言われ、用意していた歌詞のカンニング ペーパーを取り出したところ、アンディに取り上げられ、破られてしまいました。歌詞を忘れることで有名なアランは、アンディを指さして笑い、「後10歳年 を取ったら、キミにもわかるよ!」と言ったので、場内は大うけでした。 予告なしに現れ、ステージに上がったアランに驚喜したアンディが、「忙しくて来られないと言っていたのに!」と言うと、「僕たちは親友だろう!今以上に忙 しかったとしても、君のためなら飛んで来るよ!」とアラン。二人はがっしりと抱き合い、とても嬉しそうでした。 アンディはアランを指さして、思わず大笑い。 「キミって人は、本当にクレイジーだなあ!ハハハ!」「そうだよ。僕は、クレイジーだよ!」とアランが答えたちょうどそのとき、アンディのファンが狂った ように叫びました。「キミはあっちに行かないほうがいいよ。あの人たちもクレイジーだから」とアンディが言うと、アランは大笑いして、こうコメント。「こ こでは電流が流れるって聞いたよ。ここにいる人達は、頭を電流に打たれたのかい?でも、僕は大丈夫。準備してきたから。ゴムの服を特別に用意してきた。こ の服を着ていれば、電気も怖くない。服だけじゃない。靴も下着もゴム製なんだ。だから、キミの電気は怖くないぞ。ハハハ」 冗談を言った後、アランはまじめに語り始めました。「実は20年前に、みなさんは大スター、アンディを失っていたかもしれません。20年前、つまり80年 代にアンディは、初めは映画で、その後、歌でも人気が出ました。そのころ、突然マネージャーから、アンディを説得するよう頼まれたんです。シンガポールで の仕事のときでした。当時手元に30-70本の映画の契約をかかえていたアンディに、歌に時間をさくのはやめて、映画に専念して数多くの作品に出演して儲 けてから歌手活動を再開するよう説得してくれと言われました。でも、アンディは納得しませんでした。そこで、アンディに言いました。歌手を続けたいなら、 僕以上に努力しろと。僕は、14年に3回しか休みを取らず、休みは最長で8日間だったけど、まさかアンディが、それをやりとげるとは。アンディは僕以上に 努力したんです!だからこそ、今ここに、みなさんの目の前に、大スター、アンディがいるんですよ!」 アランは観客に「アンディの映画の『頭痕状』は観た?観て困ったかい?」と質問したので、爆笑に。(訳注:広東語の『頭痕』は、頭がかゆい、または、トラ ブルに遭遇して困るという意味)「この映画を観て、僕は大変感動しました。特にアンディが兄弟を救うために縛られるシーンで泣きました。アンディ・ラウ は、実際そういう人なんです。友達は多くないけど、友達のためなら命を投げ出せる人なんです。」とアラン。 よどみなく話すアランの話を、アンディはさえぎりました。「このまま話し続けたら、今晩罰金になりますよ!僕にも少し話す時間をください。僕が言っておき たいことは、20年前に限らず、実は2007年のコンサートの前に、僕はかなり落ち込んでつらい時期を過ごしました。僕が考えもつかないようなことをした ファンの人達がいて、いろいろと報道されたんです。そのころ、アランは電話をくれて、心理士をつれてきてくれました。アランは僕を慰めてくれました。とて も感謝しています。何かあったときは、自分の気持ちを友達や周りの人に全部打ち明けて、分かち合うようにすればいいと、アランから教わりました。あのとき のことがなければ、2007年に、みなさんはアイドルを失っていたかもしれませんよ」 そしてアンディは「一起走過的日子」を歌おうとアランに提案し、「歌えなかったら、お仕置きして、帰ってもらいますよ。」と付け加えました。すると、アラ ンは歌詞のカンニングペーパーを取り出しました。ところが、アンディに取り上げられ破られてしまいました。でも、アランは得意そうに笑って、また、服のポ ケットから2枚目のカンニングペーパーを取り出しました。アンディが、またさっと奪って破ったので、会場は爆笑の渦に。カンニングペーパーを2枚とも取ら れたアランは、アンディを指さして「笑うなら笑えよ。後10歳年を取ったらわかるから!」と笑っていました。 しかし、さすがはベテランのアラン。少しも間違えることなく、アンディと共に最後まで歌い通し、満場の拍手を浴びました。 他に、ナット・チャン(陳百祥:阿叻)ジジ・リョン(梁詠琪)、レイモンド・チョウ(鄒文懷)、ヴィンセント・コック(谷德昭)らも、アンディ応援のため に、コンサートに訪れました。


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