[過去のニュース]《新少林寺》上海発表会見
1月17日に上海で行われた映画《新少林寺》のプレミア発表会見に、ベニー・チャン(陳木勝)監督は出演者のアンディ・ラウ、ファン・ビンビン(范冰冰)、ニコラス・ツェー(謝霆鋒)を引き連れて出席し、プロモーションを行いました。
《新少林寺》にはアンディのアクションシーンがたくさんありますが、ジェット・リーと比較されることについて質問されたアンディは落ち着いた様子でこう説明しました。「仕方がないです。僕がジェット・リーより上手に戦うのは無理な話です。比較されても構わないし、気にしないようにしています。」しかし、《新少林寺》が優れているのは、カンフーの情緒シーンです。アンディの視点から見ると、拳法の背後にある心理描写こそが《新少林寺》の最大の特色だということです。「武術の稽古をする際、相手を殺したいという強い思いを抱くなら、力も強く、目つきも凶暴になります。しかし少林拳は違います。『笑い』や『喜び』の精神を以て行うので、自分も相手も怪我をしません。」また、アンディは監督になりたい思いを吐露しました。「でも、その分野での僕の歩みは比較的遅く、気がかりなことも多いのです。実は、《新少林寺》が始まってすぐ僕に監督をする話が来たのです。制作サイドと2か月間話し合いましたが、結局脚本がそれほど良くないし、うまくこなせないと感じ、その話はストップしてしまいました。その1年後に同作を撮影するというベニー・チャンから出演依頼が来たのです。」
今年の春節期間にアンディの主演映画2本(《新少林寺》と《誰知女人心》)が相前後して公開されます。グァー・ヨウ(葛優)を超えたいかと聞かれたアンディは「僕は彼ほどすごくはないです。彼の出演映画もすごくヒットしていますし。僕はこのような状態をとても恐れています。以前葛さんと、俳優は映画の公開時期を決められず残念だという話をしたことがあるんですよ。」と率直に語りました。