アンディのコンサート《劉德華Unforgettable 2010演唱會》が来月20日に香港コロシアムで開幕しますが、連続20公演のステージのため、現在アンディは精力的にリハーサルに励んでいます。体調が悪くても構わずに鉄人「牛華」(牛のように勤勉なアンディ)の精神を示しています!
今回のコンサートでアンディはあらゆる手立てを講じてデビュー30周年という記念すべき価値ある重要なときを「ダンサー」として飾ることを目標としています。実際このコンサートは、まるで様々な形の極上のダンスを結集したパーティーのようです。観客に視覚的に最大限楽しんでもらえるよう、アンディは特別にチョクイン・ムイ(梅卓燕)、リャン・シン(邢亮)、サニー・ウォン(Sunny Wong)、スーパースターである故マイケルジャクソンの元振付師のトラヴィス・ペイン(Travis Payne)、スティシー・ウォーカー(Stacy Walker)ら多くのダンスの先生に依頼し、あらゆる流派のダンスの指導を受けています。
コンサートまでまだ後1か月余りありますが、アンディは早くからすでに戦闘準備態勢に入っていて、昼夜休むことなくダンスの稽古に励んでいます。非常にひきしまった身体のアンディは、先生からダンスを学ぶことには多大な益があると笑顔で話しています。「それぞれの先生には特色があるので、いろいろなダンスビートを学ぶことができました。先生方の良いところを吸収できて自分にとってプラスとなりました。特にトラヴィス・ペイン先生に教わって今まで持っていたダンスに対する観念が変わりました。先生は強い力を出すだけでなくリズム感が大切だと、ダンスのコツを僕がわかるまで教えてくれたのです。更に『What’s Up』という掛け声も教わりました。ダンスが最高潮に達する度に『What’s Up』と言うと、力が自然に流れ出すのです。この言葉は今では僕の掛け声になりました!」
アンディは「必ず観客が熱狂するコンサートにします。」と明言しました。このソロコンサートは制作面も素晴らしく、アンディが40名を超えるダンサーたちとダンスの技をステージで披露します。これほどの大人数に対応できる稽古場探しは容易ではなかったのですが、アンディの母校の厚意によりホールを貸してもらえたので、香港コロシアムに似たステージで稽古できました。何事もいい加減にはしないアンディの思いを実行できたのです。
しかし昼夜兼行の稽古はかなりハードで、何度かくりかえして急に涼しくなったため、アンディに感冒の症状が出てしまいました。しかしアンディはマスクをして稽古を続け、「汗を出して病魔を撃退するよ。」と言って笑っていました。予想通り、稽古が終わるとアンディは回復して元気になったため、振付師さえも、鉄人アンディを称えずにはいられませんでした。