[過去のニュース]組織の葬儀にエキストラ100人超 ルイス 騒ぎを起こしアンディのメンツをつぶす
アンディ・ラウ、ルイス・クー（古天樂）、マイケル・ミウ（苗僑偉）が主演し、ハーマン・ヤウ（邱禮濤）が監督を務めた《掃毒2天地對決》が7月16日に公開されます。今回ルイスは《危城》に続き再び大悪役に扮します。劇中でルイスとアンディは、もとは生死を共にする良き兄弟でしたが、ある誤解がもとでふたりは決裂し、事あるごとに虐げあうようになります。また100人を超える路上葬儀シーンで、ふたりが不仲になった後、マイケル・ミウも加わり三大主演男優が初めて顔を合わせ、ストーリーは一番のクライマックスを迎えます。
《掃毒2天地對決》で、アンディ・ラウとルイス・クーは、もともと良き兄弟でしたが、残念なことにナイトクラブで麻薬を密売したとルイスが指摘を受け、組織最大の禁忌を破ったため、組織のボス（ケント・チェン）が家法に従い指を切らせます。大義のためとして、良き兄弟であるアンディ・ラウに切る役を命じ、ルイスの指を3本切断させます。そして兄弟ふたりは決裂します。
指を切断されたルイス・クーは同時に組織を追放されます。このとき以来兄弟ふたりは長年会うことはありませんでした。しかし憎しみは薄れず、ルイスは更に道を外れ、ためらうことなく香港最大の麻薬ディーラーとなるのです。何年も経って組織のボスが亡くなります。組織からすでに脱退しビジネスマンとして成功していたアンディは、実の甥として葬儀に出席します。ルイスはこの機に乗じ押しかけ警察と記者の前でひと芝居打ち、アンディが組織にいたころのあらゆる行為について暴露するのです。
このシーンでは三大主演男優のアンディ・ラウ、ルイス・クー、マイケル・ミウが初めてそろい、更に金馬賞の影后のカリーナ・ラム（林嘉欣）もその場にいて非常に得難いシーンとなりました。またルイス・クーがアンディ・ラウを公然と挑発し激しい気迫で迫るところに重点が置かれ、その中のシーンで、その場に記者がいるのを見たルイスはすぐ眼鏡をかけて被害者を装い、アンディ・ラウの昔の悪行を記者に漏らすのです。
撮影はちょうど昨年の夏に行われ、路上葬儀シーンで大きな炉に長時間火をつけておく必要があったため、更に暑さが増しました。山場のひとつだったので最善を尽くすため撮影前にはリハーサルが絶え間なく行われ、せりふが修正されました。
このシーンで記者に向き合う際に、極悪人が適しているとは限らないため、ルイスは金縁眼鏡をかけることを思いつき、一種の上品な悪人の感じ作りに成功しました。「ビジネスマンに扮するには、多かれ少なかれある種の気質が必要です。そうした気質は演じられないので、上品に見せる方が良いと考え、思い切って眼鏡をかけたのです」とルイス。このちょっとした企てによって、芝居全体の中でルイスを卑劣な役の型にうまくはみこみ、その後の対立シーン作りを成功させました。
(香港01娛樂）
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