[過去のニュース]拍手と歓声が会場を震撼
アンディのコンサートツアー「劉德華Unforgettable世界巡迴演唱會」の上海公演が上海體育場で開催され、8万人近い情熱的なファンで上海の交通は麻痺し、周囲のレストランや商店に長蛇の列ができ売り上げが倍増しました。映画《打擂台》で金像獎にて異彩を放ったカートン・ラム(林家棟)も、この日のために特別に上海を訪れアンディを応援しました。
コンサート当日の午後3時にはすでに体育場の場外に大勢の人が集まっていました。夜7時45分。コンサート開始のアナウンスで、大歓声が上がりました。興奮した人々は大声で叫び、カメラや携帯電話でしきりに写真を撮影していました。《孤星淚》、《天意》、《謝謝你的愛》を一気に歌い終えたアンディはこらえきれずに、「みんな、携帯電話をおろして下さい。今みんなは手になんとかフォンを持っているよね。でも手がふさがっていて、どうやって拍手するの?芸能人が最も必要としているのは拍手なんだよ。」と訴えかけ、観客は万雷の拍手と大歓声で応えました。
ファンとのやり取りの中で、アンディがおどけて「劉德華。」と叫ぶと、8万人近いファンが以心伝心で「我愛你。」と応えていました。その後2時間半近いステージで、ファンは始終興奮状態にあり、「劉德華、我愛你。」と叫び続けました。アンディはこらえきれず、「みんな、そこまでしなくてもいいよ。芸能人を甘やかしたらダメだよ!そこまでしたら、芸能人を甘やかすことになるよ……」と冗談を言うと、「そうしたいんです。」との答えが返ってきて、再度会場から「劉德華、我愛你。」と大声援が上がりました。「君たちのそういうところが好きなんだ。」とアンディ。その後アンディがまた冗談で、「僕のどこがそんなにいいの?」と聞いたところ、少しも躊躇することなく元気に「あなたが一番。」という答えが返ってきました。どうしてよいかわからない様子で、「君たちには本当にまいるよー。」と言ったアンディは、30年にわたり変わらず忠実に応援を続けてくれた情熱的なファンの思いにふれて感動していました。ラストのアンコールタイムでは涙があふれるシーンもあり、客席のファンも涙をぬぐっていました。