[過去のニュース]最港映画大賞
《蘋果動新聞》が今年初めて開催した第1回「最港映画大賞」で、アンディ・ラウが最港男優賞、ステフィー・タン（鄧麗欣）が最港女優賞を受賞し、賞にふさわしい受賞となりました。冷めることのない熱意を長年持ち続けているアンディはこうコメントしました。「この先、香港映画で何か必要が出てきたら、いつでも僕に連絡してください」
《蘋果動新聞》主催の第1回「最港映画大賞」授賞式では、6つの賞が授与され、ベテランの映画人であるジョニー・トー（杜琪峯）とサンドラ・ン（吳君如）がプレゼンターを務めました。アンディは《拆彈專家》で「最港男優賞」を受賞し、同作は「最も好きな香港映画賞」を同時受賞しました。
第1回「最港映画大賞」を大いに支持するというアンディは、「香港映画界が、以前からずっと努力し続けてきたことを人々に気づいてもらうためにも、こうした活動を増やすべきだと思います。それに、今年の香港映画の興行収入が好調なので、人々にもわかってもらえると信じています」と語りました。
連続2賞の受賞にふさわしいアンディは、「香港アカデミー賞での主演男優賞受賞に向けて自信が増したのでは？」と問われると、「そうとは言えませんよ。この賞は観客の投票によるものだし、香港アカデミー賞には審査員がいますので」と笑顔を見せました。また、映画《拆彈專家》の続編の撮影については、こう続けました。「死ぬべき役は、皆死んでしまいましたが、香港映画では同じタイトルで異なるストーリーを作る例は多いので、シリーズにできるかもしれません。必ずしも実際に爆弾を処理しなくても、情緒面での爆弾でもいいのです」
かねてから香港映画に多大な貢献をしてきたアンディですが、映画制作への投資以外に、クリエイティブ産業も奨励してきました。過去には、資金を出して「アジア新人監督プロジェクト」を主催し、アジアの多くの新人監督の映画制作の夢実現のため経済的に支援してきました。アンディは心だけでなく、力も尽くしてきたのです。今後も映画への投資を続けるかとの問いにアンディはこう答えました。「映画に投資することが、習慣のようになっているのです。とにかく、僕の会社に話を持ちこんでくる人がいて、話がおおよそまとまれば実行します。ですが、投資すると会社の収入を圧迫するので、僕が俳優業でその分を稼ぎ返すのです」監督になることも考えているというアンディ。「監督だけでなく、脚本も手伝いますよ」と語りました。
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