「7月1日」は、香港返還十周年です。この日は、中央政府から贈られた中国の国宝、ジャイアントパンダの「盈盈」と「樂樂」が、香港市民に正式にお 披露目される大切な日です。保育基金保育大使を務めるアンディは、改築された「ジャイアントパンダ舎」の開幕式に、海洋公園より、スペシャルゲストとし て、招かれ、「盈盈」と「樂樂」のために、アンディみずから食事や、パンダ舎を整えて、世話をしました。パンダの飼育係の制服に身を包んだアンディは、早 朝6時にはパンダ舎に到着。パンダの新居に、笹の葉をしいて、果物を切り、パンダのえさ、「鍋鍋頭」を作りました。 このえさは、香港で考案されたもの で、小麦粉と、コーンスターチに、笹の葉の粉、油、砂糖、塩等を加え、こねて丸めて、蒸します。出来上がったものを、パンダに与えるのです。アンディは、 小麦粉をこねた経験はありますが、それは、人間用でした。パンダのえさ作りは初めてで、とても楽しかったそうで、「ジャイアントパンダは、とても可愛い ね」と絶賛。 アンディが果物を与えると、パンダたちは、こどものように、われ先にと頭を押し合って、食べにきたそうです。パンダたちは、言うことをよく きくし、利口だったそう。間近で、ジャイアントパンダとふれあうことができたアンディは、興奮を隠せない様子でした。